生態系を守るためには外来生物だけでなく、在来種の移動も禁止することが必要―と、環境省は2005年春にも、自然公園法の政令を改正する方針を固めた。

  ブラックバスが在来魚を駆逐するなど、外来生物による生態系破壊にストップをかけるため、2004年5月、特定外来生物被害防止法が成立している。

  しかし、在来生物も、それまで分布していないエリアに移動、移植、放流されると、確実に生態系に影響を与える。例えば、埼玉県秩父市で北海道産のイワナを放流したことで、秩父産のイワナに特有のオレンジ色の斑点が消失しかかっている。

  このため、まず国立国定公園への持ち込みに歯止めをかけるため、罰則付きで政令改正が行われる。

  ブラックバスの放流は46都道府県が内水面規則によって禁じているものの、違反の摘発は極めて困難という実態がある。このため、罰則&tきといっても、実効性には大いに疑問を呈さざるを得ない。


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