 北海道滝川市にある「滝川公園」には、三日月沼を活用してヘラブナ釣りの楽しめる池があり、シーズン中は道内から大勢の釣り人で賑わう。  ところが、２００２年秋の時点で次第に土砂がたまり、水深も浅くなってヘラブナやコイの魚影がめっきりと減ってしまったのだという。  この公園は、空知川から分離した沼を活用した水郷公園で、池には小さい川が流入し毎年、土砂を運んできていた。このため、滝川市は１９９８年までしゅんせつを行って、釣り場維持の管理をしてきた。  しかし、緊縮財政のアオリで１９９９年からしゅんせつが中止されたことで、いきおい土砂の堆積が進んだという。このままだと、せっかくの〝名釣り場〟も形無しに。  財政難の折り、２００３年度でどの程度の予算措置が講じられるかは不明だが、フナ釣り愛好家らの間からは、しゅんせつ再開を求める声が強まっている。 |
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