水産庁は、消費者に誤解を与えかねない輸入魚介類の名称表示で指針を定め、2003年4月から運用を開始した。指針の対象は小売店。 水産庁の水産物表示検討会がまとめたもので、これまで、輸入魚介類(外来種)の中には消費者の印象を良くしようと、高級魚を連想させるような名称を使ってきたものもある。これに対し、消費者の混同を招かぬよう、標準和名を原則表示することを打ち出した。 指針によると例えば、ムツとは関係ないのにギンムツの名称で売られていた魚は、マジェランアイナメかメロとする。また、オキブリはシルバーワレフー、シロスズキはナイルパーチ、アマダイはキングクリップと表示することに。 カペリンと呼ばれる魚は、道内産地の反発もあったが、標準和名通りにカラフトシシャモとなる。 水産庁は指針の順守を求め、将来的には表示違反には罰則を科すことも検討している。 |
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