国土交通省は２００２年７月下旬、全国の一級河川を対象に行った２００１年の水質調査に基づく清流ランキングを発表した。この結果、北海道・後志管内の尻別川が３年連続で水質ベスト１に輝いた。 　　同省の水質調査は全国１０９水系、１０９３地点で実施。水質汚濁の指標であるＢＯＤ（生物化学的酸素要求量）などの年間平均値から、清流のランク付けを行った。 　　２位は三重県の宮川、同率３位には雨竜川（北海道・空知管内）、空知川（同・同）、後志利別川（北海道）、札内川（同・十勝管内）、黒部川（富山県）、荒川（新潟県）、北川（福井県）が入った。 　　水質が最悪だったのは東京都と埼玉県を流れる綾瀬川、次いで大和川（奈良県・大阪府）、鶴見川（神奈川県）、中川（東京都・埼玉県）、猪名川（大阪・兵庫）の順。 　　道内で最も水質が汚染されていたのは常呂川（網走管内）だった。

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