サケ漁の道具
  「魚叩棒」(さかなたたきぼう)とは一体何のこと。我々の祖先が河川でサケを叩(たた)いて仕留める、あるいは霊の再生、豊穣を祈るための道具で、漁労にまつわる宗教的な儀式の存在を推測させるものだという。

4,000年前
  2002年9月、北海道石狩市の「石狩紅葉山49号遺跡」から、縄文時代中期、今から約4,000年前の河川跡で、国内最古と見られる木製の「魚叩棒」が出土した。

取っ手は炭化
  この棒は、ヤチダモの木を材料にしたもので、長さ約50センチ、太さは3センチ前後。手に持つ部分は握りやすくする工夫として、炭化させてある。端はとがったもの。

暴れるサケをゴツン
  この棒で一体何をしたのか? 使いやすさの工夫があるという事は、当然のことながら、河川で捕獲した暴れるサケをノックアウトするための基本的な道具であり、この棒で一体何千匹のサケを仕留めたのだろう。

国内最古?
  魚叩棒はこれまで、盛岡市の萪内遺跡で発見された約3,500年前が最古とされていたが、これより古い時代のものと推測され、最古の座の交代となりそう。

アイヌ文化にも
  この棒、アイヌ文化ではイサパキクニと呼ばれるもので、縄文文化とアイヌ文化の結びつきを考える貴重な資料となりそう。

仕掛けも出土
  紅葉山49号遺跡では過去に、国内最古と見られるサケ捕獲仕掛け「えり」も8カ所で出土している。

  
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