2003年9月26日の十勝沖地震の後、北海道・日高管内静内、三石町の沖合いでメヌケが豊漁となり、高級魚の水揚げは浜を活気付けたという。 メヌケは「底刺し網」で漁獲するが、1日にひと船30匹も獲れれば良い方。ところが、同地震の後から大漁節≠フ漁模様が描かれ、ひと船で300−500匹という目を見張る驚異的な実績が上がった。 魚体も良く、大消費地へと出荷されたが、キロ1,900円台と浜値もまずまずで、漁業者の表情も底抜けに明るかったという。 水深数百メートルの深海魚のメヌケ、地震の影響でより海底に近い所に移動したため、網に大量に掛かる珍事を生み出したものと見られている。 この現象を見越したある釣り団体が、同地震直後にメヌケ釣りの遊漁船を手配しようとしたところ、断られたというのもうなづけるのだ。 大地震は深海魚に危険信号を与え、漁獲しやすい海底へと誘導するようだ。「地震=メヌケ、キチジ豊漁」という構図は、漁業者の間では常識となっているとか―。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||