魚つき保安林
  北海道は2002年度から「北の魚つきの森」認定制度をスタートさせた。この制度は、河川や海洋の魚族資源をはぐくむ森林として、魚つき保安林≠フ整備・保全活動を住民主導で展開してもらうもの。活動の具体的な柱は植樹。

第一号に雄武町
  この制度の第一号に、網走支庁・雄武町の幌内川流域の森林25,700ヘクタールが認定され、2002年10月下旬、記念植樹が実施された。

地道な活動評価
  認定のベースには、雄武町が森林の大切さを知ってもらおうと、「みどりと年輪の会」を組織して苗木配布を行い、雄武漁協も幌内川流域で植樹を継続するなどの、地道な活動が評価されてのこと。

粋な制度
  豊かな森が魚をはぐくむ、という大自然のメカニズムに行政が着目した、粋な制度ではある。2002年度中に根室支庁・別海町、檜山支庁・乙部町も指定の運び。



来拝川310ヘクタールも
  2002年12月、檜山支庁乙部町の来拝川流域約310ヘクタールが、道の「北の魚つきの森」に認定された。

エサ供給
  説明が重複するが「魚つき」とは、川や河口に生息する魚類にエサを供給し、その生息環境を守る機能のこと。

ブナやミズナラ植樹
  認定式では町民らがブナ、ミズナラを記念植樹した。



別海全域でも
  2002年12月、根室支庁・別海町全域の森林37,000ヘクタールが、道の「北の魚つきの森」に認定された。

川の再生活動評価
  春別川や西別川など多くの河川が流れる別海町は、森作りによる川の再生運動を活発に進めてきた。この点が評価された。

各支庁から認定へ
  道は5年間で14支庁の全部から、同森の認定を行う。

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