水産庁調査で判明
  サンマ、サバ、イワシと言えば、大衆魚の代表格だが、このうちサバとイワシが、日本近海で激減しているという。水産庁の2002年度資源評価で明らかにされた。

不漁から高値
  この2魚種はこのところ、不漁が続いており、かつてのフィッシュミール用として雑魚扱いはとうの昔の事。学校給食にも食材として活用されるなど、コレステロール対策からも優等生≠ニしての地位を確立、値も上げてきていた。

1,000分の1以下
  資源評価によると、減少の著しいのは日本海側のマイワシで、ピーク時(1989年)には年間160万トンの水揚げだったのが、2001年には1,000分の1以下までダウン、推定資源量は2,300トンと隔世の感。

100分の1以下
  太平洋側のマイワシやサバも最盛期(20年前後前)の100分の1以下と、減少している。

海水温の変化が影響
  この原因としては、もちろん乱獲のせいもあるが、海水温の変化が漁場での水産資源に大きな影響を与えているようだ。

高級魚に変身=I?
  かつては、水揚げ岸壁でこぼれたイワシなど、足で蹴飛ばしても惜しくなかったものが、このまま資源回復が進まなければ将来、大衆魚から高級魚に様変わりしてしまう可能性も指摘されている。

アジは豊富
  ちなみに、マアジ、スルメイカは資源が豊富で、ズワイガニも回復しつつあるという。
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