EUの禁止措置
  EU(欧州連合)は2003年9月から、捕獲したサメから「ひれ」だけを切断した後、海に投棄する行為を禁止とする。

絶滅を危惧
  フカひれは中華料理の高級食材だが、「このような行為は将来的にサメの絶滅を招く」との危機感から禁止に踏み切る。当然、グルメに人気のフカひれスープの値段が上がるのは必至!?

加盟国籍、領海内操業とも
  この禁止措置は、EU加盟国籍の船と、EU領海内で操業する外国籍の船舶に適用される。

海に投棄
  サメそのものを捕獲する漁法は成立しないが、混獲で網に掛かるケースはかなりのウエート。しかし、サメの身は食用として不適で、ひれのみがスープの具材として珍重されることから、ひれを切断後、海に投棄されてきた。

資源枯渇を懸念
  ここに来て「サメの生息数にレッドカード」と、資源枯渇を懸念する指摘が現実味を帯びてきた。

年間1億匹
  地球規模では年間、1億匹のサメが捕獲され、大半はひれの獲得のみを目的とし、用済みのサメは廃棄物として、また、他の魚類の食糧として投棄されてきている。
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