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毛ガニ密漁防止へ一斉検査
  2003年2月、北海道、釧路海上保安部、道警釧路方面本部は合同で、毛ガニの密漁防止を目的に小型船の一斉立ち入り検査を行った。

  道東沖などでカニの密漁が横行していることから、知事の漁船登録のない小型船が、毛ガニ漁の漁具などを積載していないかを中心に検査した。

  3日は、釧路港や十勝管内の大津港、厚内港でヘリコプター1機、巡視船など7隻、パトカー4台が動員され、「海陸空」からの集中取り締まりとなった。

  3日の検査の結果では、道海面漁業調整規則に基づき13隻に警告が発せられた。今後、改善が行われないケースについては摘発も辞さない方針。




エビかご漁解禁
  2003年3月、北海道のエビかご漁が解禁され、ピンク色のボタンエビが水揚げされ、浜は活気を呈している。

  特に道南の噴火湾はボタンエビの好漁場で、道内全体の漁獲量の3割を占めるほどの実績を誇る。エビの体長は20センチ余り。漁船が港に着くと、家族総出で選別を行う、いつもながらの光景が繰り広げられている。


2002年生産統計

  2003年4月、漁業・養殖業生産統計が農水省から発表された。これによると、2002年の我が国の同生産量は582万8千トンで、前年比4.9%の減少。この減少傾向は14年連続だという。

  とりわけ、海面漁業のうち遠洋漁業、沖合漁業の落ち込みが顕著。、魚種別の漁獲量では、ホタテ、カツオ、カタクチイワシなどが増えた一方で、マイワシやサバ、イカが減った。

  内水面・養殖漁業は3.4%の減少だった。



サケ・マス初水揚げ
  2003年4月30日、北海道・十勝管内広尾町の十勝港で、200カイリ水域内操業の太平洋小型サケ・マス流し網漁の初水揚げが行われた。

  10トン未満船による操業で、トキシラズ(シロザケ)、カラフトマスが水揚げされた。浜値はトキシラズがキロ1,400−1,700円、カラフトマスが310−330円と、高値がついた。

  海水温が低かったため、同4月15日の解禁後、すぐには出漁せず、海水温の上昇を待って同25日からの出漁としたことが奏功し、前年の初日を上回る実績だった。



ウニ漁解禁
  北海道・稚内沿岸のウニ漁が2003年5月上旬に解禁され、浜は活気にあふれている。漁期は6月まで。

  1日の解禁時間は午前6時から2時間半。コンブ漁と同様に出漁を認める旗がゴーサインとなる。

  漁法はタモ網による捕獲で、定評のある宗谷の名品≠セけに、漁師たちの作業にも一段と力が入っている。



シラウオ漁始まる
  北海道・稚内市の声問川で、2003年5月中旬からシラウオ漁が始まった。
  
  この時期の風物詩。シラウオは海で育ち産卵で河口域に群れる。体長10センチ程度。高級魚として人気があり、地引き網で捕獲している。

  
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