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合併で道内最大漁協へ
  北海道・渡島支庁管内南茅部町の木直、尾札部、川汲、安浦、臼尻、大船の6つの漁業協同組合は2002年12月、おのおのの臨時総会で2003年4月から、「南かやべ漁業協同組合」として合併することが決まった。

  合併により、正組合員数は1,350人余りと道内最大規模。合併初年度で販売高90億円、貯金残高170億円となる見込み。

  南茅部のコンブは生産量で国内トップの座にあるが、この絶品≠フ人気も一層高まりそうと期待されている。



漁獲量の監視徹底
  北海道は2002年12月、ロシアとわが国の200カイリ内サケ・マス漁で、2003年春以降、小型船の漁獲量の監視を徹底・強化することを決めた。

  漁獲超過の指摘が後を絶たず、漁業資源持続のためには漁獲割当量順守が必須と判断してのこと。

  具体的には、道の監視員が船倉を測定し積載キャパをチェック、沖の船から水揚げ前に漁獲量を報告させ、実際の接岸水揚げ量と比較する―など。違反船には操業停止などの処分を課すという。



サンマ水揚げ花咲1位
  2002年のサンマ水揚げ港実績がまとまった。これによると、北海道・根室市の花咲港が47,547トン(前年比13%減)で、5年連続日本一に輝いた。

  2位は30,650トンで北海道・釧路、3位が27,021トンで北海道・釧路管内厚岸、4位は宮城県・気仙沼、5位は同県・女川だった。

  ちなみに、全国の水揚げ量は205,200トン、金額で328億3,000万円だった。これは前年に比べ量で23%減だったものの、値が良く金額的には18%の増加だった。



安全操業ホッケ 過去最高
  2002年中、北海道・根室管内羅臼漁業協同組合が行っていた安全操業ホッケ漁は、漁獲量970トンと同漁開始以来の5年間で最高を記録した。

  このホッケ漁は、北方4島周辺のロシア主張領海内で、同組合所属の20隻が行ってきた。9月中旬からの操業で、漁獲枠の1,060トンは下回ったものの前年実績を14%上回る好調ぶりで、金額的にも1億3,800円と同8%の増加に沸いた。



安全操業スケトウダラ漁
  北方4島周辺のロシア主張領海内で日本漁船が操業するのが「安全操業」。2003年は1月7日からスタート、北海道・羅臼漁業協同組合所属のスケトウダラ刺し網漁船20隻が、国後島北側の海域で操業している。

  今年の漁獲枠は912トン。漁期は2月までで、流氷の接近に伴い事実上の終漁となる。安全操業でのスケトウダラ漁は今年で5回目。
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