釧路に「守る会」
  北海道・釧路管内厚岸町を流れる別寒辺牛(べかんべうし)川のイトウを保護し、同河川の生態系の保全を図りたい―との趣旨で、釧路市に「別寒辺牛川のイトウを守る会」が2003年3月、発足した。

ダムに危機感
  同町の陸自矢臼別演習場内を流れる別寒辺牛川の支流で、巨大な砂防ダム建設が進められており、この上流域が絶滅危惧種・イトウの産卵場所になっているため、このままダム建設を容認すれば問題として、会の発足をみた。

厚岸町が設置要請
  砂防ダムは防衛施設庁が建設主体。演習場での実弾訓練の着弾によって、土砂が別寒辺牛川に流れ込むのを防止するため、同町が設置を要請した。計画では約20億円の事業費で3基建設、すでに1基はほぼ完成している。

視察やフォーラム
  守る会はイトウ研究の第一人者、山代昭三・道教大名誉教授を筆頭に、研究者らで構成。今後、フォーラム開催や現地視察、保護を訴えるパンフ作成などにより、イトウを守る活動を展開していく。

環境調査を要望
  貴重なイトウの生息域との認識をもった同町は、2003年に入ってから、国に環境調査の実施を要望した。

防衛施設庁も柔軟対応
  この問題では、各種団体が署名運動などを行い、ダムの建設中止も視野に熱心な活動を展開している。防衛施設庁も柔軟に対応していく方針。
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