2004年9月12日
北海道・十勝・豊頃町の
湧洞海岸
対象魚:サケ




  12日の日曜日、幸運にも釣行が可能になった。今のシーズンはもちろんサケの1本釣り。湧洞海岸でサオを出すことができ、運良く2匹の釣果を上げることができた。今シーズンはこれで●●匹目だ!。

  日曜日だけに場所確保の競争率が高いと踏んで、現着は午前3時10分。ところが、どこも車、車で一杯の状態。「へたすると、アブレるかも」との危機感から、車を放棄して懐中電灯で海岸線を照らしながら場所探し。ちょうどサオ8本分ほどのスペースが見つかり、すかさずサオ立てで権利を付けた。

  この日はベタナギ。海水の色も真っ青。夜明けとともに随所でサオが立ち並んだ。場所が無くて戻って行く車も少なくない。「ここも人気場所なんだなー」と実感。

  そのうちに、ポツポツとサケが上がり出す。広範囲にまばらにヒットしている。「ちょっと魚影は薄いのか」。左手でバラし、右手で上がった少し後の同8時半ごろ、私の左から2本目のサオが1回だけ大きくのした後、ウグイ特有の揺れ方になった。

  「これも当たりだ」とばかり大合わせすると、ゴッツーンという小気味良い感触。慎重に取り込んだエモノは79センチの準大物のオス
=写真上=。今の時期には珍しく若干ブナが入っていた。

  同11時半、今度はサオ先が右斜めに大揺れした。元気の良い魚はヒレを立てて左右に走りまくった後、ようやく引きずり上げることができた。これもオス
=写真下=。ヒット散発状態の中では、善戦している方だ。

  午後1時半ごろ、左手のファミリーのサオに本日3度目の当たり(この前の2ヒットでは1ゲット1バラシであった)。いち早く子供がサオを手にしたので、その後の推移に注目していたら。

  父親は一切手を貸さず、そばでアドバイスを与えるだけ。子供もわきまえていて手際よくリーリングでサケを操り、ついに最後の水際を切った瞬間、トットットッと身軽に後ずさりしてランディングを果たした。

  へたをすれば、貴重なサケを逃がしかねない中で、子供に自力でサケを釣上げる経験をさせた父親には、慎んで敬意を表さずにはいられない。一方で、釣りキチ≠誕生させたことにも同情??せずにはいられないのだ。

  この子の弟に聞いたら、新人類の釣り人は中学1年生だそう。うまくサケを釣上げたことに対し、心の中で惜しみない拍手を送った。「ご愁傷様〜♪」。

  明日のこともあるので本日は同3時ごろ、撤収したが、実は明日(13日)、とんでもない恐ろしい爆釣≠ノ見舞われるのだが、この話はまたいつか、別の機会にご披露することにして今回はこれでジ・エンド―。

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