2004年2月21日
北海道・網走市内の
能取湖
対象魚:チカ




  私の地元の北海道・十勝地方は今冬、期待に反して、この時期ならではの釣りがパッとしないので、やむを得ず遠征を余儀なくされることに。てな訳で、網走まで足を伸ばした。これが大正解で、氷上の穴釣りで終始チカが入れ食いという、初めてのすさまじい経験を味わうこととなった。

  午前6時過ぎ。すでに釣り場では前夜からのテント組が黙々と釣りに興じている。30張り以上のテントが張られ、睡魔とどう戦っているのか、感心せずにはいられない。

  この日は風があり結構寒い。前日の釣り穴は、靴のかかとで蹴り下げるとバリッと割れるものもあるのだが、出入り口が不規則な変形になってしまい釣りづらいので、あえて、自分で開けることにする。

  膝を付いてアイスドリルのらせんが見えなくなった頃に貫通。十勝川でのことを思うと、この湖での穴開けはかなり楽に思えた。汽水湖の氷はかくも柔らかいものかと実感する。

  仕掛け投下。水深は2メートル程度。と、たちまちサオ先が穴目掛けて突きささる。チカのダブルだ。数秒待つと次の当たりが来るので、2本目の穴を開ける余地も必要もない。

  周囲の連中のチカの釣り方を見ると、穴を2個開けて、右のサオの魚を取り込んで再投入したら次は左と、この繰り返し。およそ常時、魚信があるので、このやり方だと待つ時間がないため、とんでもなく釣果が上がる。100、200という世界でないのは言うまでもない。

  私は匹数にあまり執着がないので、1本のサオに集中し当たりに対してはすぐ反応していった。これだと1回に何匹も付けることは難しくなるのだが、その代わり、休みなく動き続けるので全く寒さを感じずに済む。

  短ザオでの勝負だけに、手返しの良さは抜群。正直言って、中断することなく魚信の持続するチカ釣りは、今回が初めてのように思う。氷の下はおそらくチカで沸き返っているのだろう。

  しかし、地元の連中はチカをあまり重宝に考えてはいないようだ。すでに欲しい分は十分に釣り確保したと見え、「チカはいらん。欲しいのはカンカイ」といった調子。1人数本のサオはほとんどがコマイ仕掛けで、「釣れますか」と聞いてもチカは数に入っていないので、「パッとしないなぁ」という答えが返ってくるのだ。

  リンリンと鈴の鳴る方を振り返ると、時には45センチ級の良型も上がっていた。

  午前10時を過ぎた頃から、風に乗って雪が横から吹き付けるようになった。数は十分に釣れたので、車での帰り道のことも考慮して早々と引き上げることにする。

  ソリを持参していなかったので、車までの数百メートル、行程の半分は地獄の苦しみ!?=B釣果の重さは半端ではなく両腕はシビレてガッチガチになってしまった。でも、チカを価値ある魚と考える私にとっては、うれしい悲鳴?



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