2003年8月15日
北海道・網走市の網走港
対象魚:カラフトマス




  十勝管内でカラフトマス釣りを楽しめる場所は極めて少ないので、この日は情報に基づき網走港へと釣行した。目的地の第4埠頭は端から端まで人、ひと、人。こんな中で、幸運にもルアーで雄2、雌1の合わせて3匹を釣り上げることができ、もう、満足、満足―。

  前日の夜に現地到着。かろうじて空いている場所を見つけ、車をそばに置いて釣座を確保した。「さて、明日は何時頃から行動開始となるのかな」。隣りの釣り人に話を聞くと、1泊〜3泊と、泊りがけで来ている人たちも少なくないとのこと。期待に胸が膨らむ。

  明け方4時前には一斉にルアーのキャスティングが始まる。10分もたたないうちに、少し離れた所で早くもヒットの動き。ロッドは小気味良くしなり、海面では大物が水しぶきを上げている。その元気に良いことと言ったら、「これがマス釣りの醍醐味だい」と言わんばかり。

  そのうち、私の左隣でもヒット。さらに右隣にも来たが、こちらはバラし。釣り人の悔しそうな表情が見て取れる。午前6時20分、ついに私にもヒット。ゴッツンと来たから合わせると、白い腹が海面から透けて見えた。「でかいぞ!」。結構、てこずらせたが、岸壁に上げてメジャーを当てると65センチの立派な魚体だ写真一番上=。

  この日、午前中だけでかなりの数が上がったろう。一人で5、6匹の釣果という人も。私は午前中はこの1匹だけだったが、午後2時10分に55センチの雌=
写真上=、同3時40分に63センチの雄=写真下=を釣り上げ、予想外の結果に頬は緩みっぱなし。

  マス釣りは結構、バラしが多い。巻き上げてきた岸際が曲者(くせもの)で、タモ網ですくう時にリリース≠ニいうケースも少なくない。この港は、内側がおおむね全面禁漁なので注意が必要。盆が過ぎて再び網が入ると、釣果は落ちるようだ。
  




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