2003年6月6日
北海道・十勝管内音更町の
音更川
対象魚:ニジマス





  いよいよドライフライのシーズンとなり、私の周囲の知人たちも結構、面白い釣りを堪能している様なので、私だって結果を出さずにはおられない心境で、勇んで出掛けた。

  幸い、入釣しようとした場所に先行者は無し。川に出ると、虫は少なくライズも低調。しかし、時期的にはドライの威力発揮の時を迎えている訳で、気にせずキャスティング。

  思った通り、ライズがなくてもニジマスはドライに反応してくれた。サイズは16センチ=
写真上=。おチビさんだが、元気いっぱいといった感じ。1カ所で3、4匹と魚影は濃いようだ。

  バラシもかなりだから、小型ながら数は相当に違いない。自然繁殖もかなり順調なようだ。

  たまに、少しは型が良いかなと思っても、測ると20センチを超えるかどうかという程度のもの。数はすでに20匹以上に達したが、どうも良型には恵まれない。

  「アイタタタ…」。突然。足がつり出した。どうしたことだ? 運動不足? 目標としていたポイントまで、もう少しの所で不測の事態だ。無理せずいったん引き返すことにする。

  戻りはニンフを試してみると、これも大正解で、リトリーブしなくともアタックしてきたりで、同サイズながら結構楽しめた。

  遅い昼食の後、イブニング・ライズの攻略に備えて暫時、仮眠。目を覚ますと、すでに午後5時を回っていた。しかも眼前に車が1台。主(ぬし)はすでに川に出ているようだ。

  「急げ、急げ!」。日中、虫の少ないことが引っ掛かっていたが、ハッチが鈍かったためかライズがやけに低調だ。それでも2匹、3匹とおチビさんが出る。


  午後6時30分ごろ、顔見知りの方がやって来た。並んでキャスティングを繰り返す。

  午後7時過ぎ、幸運にも私にドラマが用意されていた。ヒットしたのはちょうど40センチの型もの=
写真上と、一番上=。力強い引きは、レインボーの魅力を堪能するのに十分な興奮と快感を与えてくれた。

  ゲームオーバーは午後7時40分。夜陰がひたひたと迫る中、足の調子が悪いのも忘れて、満面、歓喜の宴(うたげ)に酔いしれた。

  


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