2003年5月22日
北海道・十勝管内上士幌町の
音更川
対象魚:ニジマス



  音更川でポツポツと、ニジマスの便りが聞かれるようになったので、シーズンの初めには大物との遭遇も夢ではない、と勇んで出かけた。

  本来なら、フライのドライを試したいところなのだが、しばらく川の様子を観察するも、水生昆虫の飛び交うさまは全くなし。そこで、ルアーでの挑戦に決める。

  本命場所を後回しにしてまず、セカンド・ポイントから軽い気持ちで入釣する。先行者なし。水量のある比較的ゆったりとした流れの中から、早くもヒットの感触。

  ところが、1匹、2匹と立て続けにバラしてしまう。でも、魚はいるようだ。今度は入念にフッキングさせて、ようやく初ニジ≠ニのご対面〜♪。24、5センチの小物だ。

  ここだけで3匹釣れたので、5打数3安打というところ。さらに釣り上ると、今度は「13センチ」と、なぜか、いけないものを釣ってしまったかのような気分にさせられるおチビさん=B「許してくれよ〜」。おチビが2匹続いたので、ここでの釣りはやめにする。

  いよいよ本命場所に移動。と、と、ところがである。何と車が2、2、2台もあるではないか。「バカやっちゃった」。悔やんでみても後の祭り。仕方なく下流に移動して入釣した。

  間もなくヒット。まぁ、似たようなサイズだ。時折り、ライズがある。小型のメイフライが散見されるも、数はごくわずかだ。

  またまた、13センチ級が釣れる。即ポイント移動。ここで、面白い釣り人(私自身)の習性に気がついた。目の前のポイントに見切りをつけたのだから、ジャブジャブと川の中を歩いて上流に移動しても、何ら構うことはないのだが、なぜか私は、そのポイントを荒らさないように、遠回りをして上に場所を変えたのだった。

  こんなことに皆さん自身、お気付きになったことってありました? これが、いわゆる性(さが)≠チてやつですかね。

  と、前方に絶品のフキの群落発見! こんなこともあろうかと、空のナップサックを背負ってきていたので、しばしフキ採りに興じた。あまり採り過ぎると、帰宅してからケンカ=H になるので、ほどほどのところで釣りに戻る。

  「あら、こんな所で…」という比較的浅めのポイントで、また釣れた。でも30センチ未満と相変わらず小さい。

  ちょっとしたドラマは、この後にやって来た。水量のある、いわゆる深瀬でのこと。2匹ほどバラして、ジワリ、ジワリと釣り上り、ルアーが目の前3メートル前後に来たところでヒット。「デカい!」。

  瞬間、ジャンプした。2回、3回。その3回目のジャンプで、あろうことか、あっけなくもゴロリ≠ニ、まるでゴロリという音が聞こえたかのような錯覚を残して、大物はバレた。

  あんな手前でヒットした際の処し方を、私はマスターしていなかったようだ。ヒットしてからバレるまでの間、私は何をどうしていたのか。よくは思い出せない。

  何だか急に腰に疲れを感じた。時計は午後4時を回っていた。車に戻る途中、種子の放出準備を整え、あとは風を待つばかりのヤナギが、やけに目に付いた。晩春の風景であろう。

   


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