2003年4月5日
北海道・十勝管内広尾町の
十勝港
対象魚:チカ

  アメマスに2度とも蹴られ、不運を嘆いていたところ、十勝港でチカが釣果不安定なるも釣れている、との情報をキャッチ、いい加減に魚の顔を見ないことには、釣り師の名折れ? …とまぁ、こんな具合で一路南進。

  フェリー埠頭に到着したのは午前5時。すでに結構な釣り人で岸壁は、にぎにぎしい。そうそう、今日は花の土曜日≠ネんです。第3埠頭のオイルフェンスのロール設置場所付近にも釣り人が見える。

  釣り人は先端から順に埋まっているように見えた。中間に1人分程の空きを発見したものの、そこにはロープが張ってあり、きっと、その内にやって来るのだろうと、不快な思いにかられながら敬遠。

  この日は風も苦にならず、とてもいい感じ。4本のサオを出し終え、否応なしに期待が膨らむ。ところがである。不思議なことに、ある特定の場所の2、3人だけが、やけに次々と釣り上げるではないか。

  隣人の話では、数日前は先端がダントツに良かったのだそうで、今日はなぜか、手前に一等地≠ェ誕生したようなのだった。釣れるは釣れるは、一度に5、6匹はザラなのだから、たちまちチカの山になっているはずだった。

  私の場合、午前中は低調で、やっと2ケタに乗った程度。だから、「STVラジオ番組『日高晤郎ショー』を聴きながら釣りを楽しむ」という、逆転の構図に―。

  ところがである。お昼を過ぎた頃から釣況は一変、私たちの所が俄然好調モードになった。2匹、3匹と付くので、忙しいやら暑くなるやらで、しばし我を忘れてチカ釣りに没頭した。

  ふと、絶好調ポイントに視線を移すと、やはり釣れておりました。右隣の人がニシンを1匹釣り上げた=下の写真の上=。「結構、うまいんだわ」と満足そうな表情だった。

  背中で受ける風が左からに変わったりと、風向きも変わる上に、急にパタリと魚信が去るなど、かなりムラのある釣れ具合だ。おまけに、場所が天国と地獄≠フ線引きまでしてしまうという次第。

  その意味では、結果的に私の入釣場所は正解だったことになる。午後から繰り出して来る人、とりわけ、午後4時ごろから来る連中はきっと、夜釣りをする算段なのだろう。

  フェリー埠頭の先端から左に続く岸壁は、柵が設置されているため車は乗り付けられないのだが、結構な釣り人でにぎわっていた。この日の私の釣果は62匹=写真上=。相対的には、まずまずのはずだ。

  ところで、一等地の連中はどれほど釣ったのだろうか。もちろん、3ケタ。しかも200匹ではきかないはずだ。


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