2002年9月19日
北海道・十勝管内豊頃町の
長節海岸
対象魚:サケ




  前日が荒れ模様との情報を得ていたので、この日の釣行にはためらいがあったが、海の状態は天気予報では悪くないので、「まずは行ってみよう」と家を出た。

  まだ明けやらぬ暗がりの中、現地で車のライトを照らすと何と絶好調のナギに見えた。「問題は濁りだけれど、まずはサオを確実に出せる」と、内心小躍りしたいくらいの感激だった。

  すでに車で待機している人のものと思われるサオ立ての隣から、私もサオ立てを刺してまずは一安心。でも、落ち着かないので、懐中電灯の明かりを頼りに荷物を背負っていざ行動開始。

  夜が明けると水は青味をさし、波はもう少しあってもいいくらいの準ベストコンディション=B魚が寄っていれば全体でかなりの釣果があるのでは、との期待を抱かせる、そんな海の状態だった(上の写真は雲の加減、あるいは光の屈折率の関係で、扁平に見える明け方の太陽)。

  おそらく、見える範囲では先頭を切ったのではないかと思うが、午前5時40分、私の一番右側のサオに強烈な魚信。しかし、その時、私は少し離れた車のそばにいた。

  急いで駆けつけると隣人がすでに合わせをくれて、少しずつリーリングをしているところだった。サオを受け取り巻き始めるが、これが実に重い。波打ち際から引きずり上げようとするのだが、全くと言っていいほど来ない。

  返す波に合わせて一旦ラインを送り出し、再度、寄せにチャレンジ。しかし来ない。そのうち、サケは右に走り始めた。幸い隣とは結構、間を空けていたので、絡まる心配はなかった訳で…。。

  見かねた隣人が、最終的には仕掛け糸を持ってズリ上げてくれたが=写真上=、大物とのやりとりはスリリングそのもの。波に乗せたくても自重≠ェあり過ぎて、すぐに砂場に乗り上げ停止してしまうのだから、始末が悪い。

  このサケ、頭部はモスグリーン、幅が普通よりも広く、少々ブナ掛かっていた。

  その後、私の左の人にもヒット。また、右手の奥でも2本上がったとの情報が伝わってきた。いよいよ、面白いことになるのか―。

  しかし、この期待は見事に裏切られることに。まず、水が濁り出してきた。黒っぽい色になったかと思うと、今度は波。同時に3枚も立ち上がることがあるほどで、海面は泡立ち状態。さらに、右横(南西)からの強風。右のサオのラインが左のサオの前まで吹かれてくるのだから、非常に釣りにくい状態。

  とどめは2頭のイルカの出現。最初、多摩川に現れたアゴヒゲアザラシのタマちゃんならぬ、長節海岸のチョウちゃん=Aブシちゃん≠ェ、スローモーション映像でも見てイルカの様に、背びれを立てて楕円曲線の遊泳を繰り返した。

  午後3時半ごろになって風も波も収まり、水が真っ青になってきたので、このあと2時間ほど粘ったが、ついに2匹目のサケとの遭遇はなかった。

  この日、見える範囲で4匹とは、悪条件とはいえ少々寂しいねー。

  
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